パリオリンピックでサッカー日本代表のバックアップメンバーとして名前の上がっていた佐野航大(さのこうだい)選手。
そんな佐野航大選手が2024年7月19日、バックアップメンバーとしての招集が見送られたとの情報が入っていました。
佐野航大選手といえば2日前に兄の佐野海舟選手が不同意性交容疑で逮捕されているため、関連性があるのか気になります。
そこで今回は佐野航大選手の招集が見送られたのが兄の事件のせいなのか、本当の理由を深堀りしていきたいと思います。
佐野航大選手の兄弟の関係や父親についてはこちら
佐野航大の招集見送りは兄の事件のせい?
佐野航大選手のパリオリンピックの招集見送りは兄の事件のせいではないようです。
実際に日本サッカー協会(JFA)は佐野航大選手の招集見送りの発表の際にこのようなコメントをしています。
山本昌邦団長はバックアップメンバーの同行が可能となった際に所属クラブと交渉したものの「スタートからネガティブだった」
https://news.livedoor.com/article/detail/26816553/
このコメントからも所属チームの事情が関係していることがわかります。
確かに兄の佐野海舟選手の逮捕というショッキングなニュースはありますが、「兄は兄」佐野航大選手の活躍は佐野航大選手が勝ち取ったものなので、事件と招集見送りが関係していないのは間違いないのではないでしょうか。
佐野航大の招集見送りの本当の3つの理由がやばい!!
佐野航大選手のパリオリンピックの招集が見送られたのが兄の事件のせいではないとすると一体なぜなのでしょうか。
本当の3つの理由について詳しく見ていきたいと思います。
①オリンピックのルールが変わったから
1つ目の理由がパリオリンピックのルールが変わったからだと考えられます。
7月16日にFIFAからバックアップメンバーもパリに帯同でき柔軟に選手の入れ替えが可能になったとルール変更が伝えられました。
パリオリンピック・サッカー競技のバックアップメンバー補充に関するレギュレーションが16日、国際サッカー連盟(FIFA)により明らかになり、登録メンバー18人に負傷者が出た場合には大会期間中でもバックアップメンバー4人から補充できる上、もし負傷者が大会中に回復した場合は再度復帰することも可能となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/
これまでは、パリオリンピックのサッカーの代表メンバーは18人登録されており、バックアップメンバーはそのメンバーに何かあったときにのみ招集される仕組みでした。
そのためオリンピック開催中も現地には行かずにチームでの活動を優先できました。
しかし、帯同できるようになったことでパリに行く必要が出てくる可能性が出たためチームの活動ができなくなるのがチームが嫌がる理由のようです。
②チームの主力だから
佐野航大選手が所属しているのはオランダ1部リーグのNECナイメヘンです。
オランダ一部リーグは5月に23-24のシーズンを終えていますがその最後3試合では佐野航大選手はスタメンで出場し得点を決める大活躍をしています。
現在はリーグのオフにはなりますがクラブの親善試合もあり、8月11日から今年のリーグ戦が始まるためチームとしても佐野航大選手をオリンピックに参加させるのは嫌だったのかもしれませんね。
③バックアップメンバーだったから
佐野航大選手の招集が見送られた理由として、バックアップメンバーだからというのも大きいと思われます。
バックアップメンバーは登録メンバーがなにかあった時にしか試合に出る可能性がなく、基本的にオリンピック期間中試合に出れない可能性のほうが高いからです。
もし日本が決勝で勝ち上がったとすると合流する7月半ばから8月10日まで公式の試合に出れない状態の1ヶ月を過ごすことになります。
練習はしていたとしても試合感が取り戻せずにリーグ戦に戻ってくる可能性が高いとなれば、チームの活動でしっかりと試合勘やコンディションを整えてリーグで活躍してほしいというのがチームとしての思いなのではないでしょうか。
まとめ
パリオリンピックのサッカー日本代表でバックアップメンバーとして登録されていた佐野航大選手の招集見送りのニュースからその理由について深堀りしてみました。
佐野航大選手の兄である佐野海舟選手が逮捕されたことが要因としてあったのではという声も大きいですが、純粋にチームから愛されているからというのが招集見送りの本当の理由でファンとしてはとても安心しました!
パリオリンピックでは見れなくなくなりましたが、チームでしっかりと成果を残しA代表で呼ばれるようになるのを楽しみに待ちたいと思います!
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